サッカリンナトリウムは本当に怖い?現実の話
コンビニやスーパー等で私達が日常的に見かけ、何の疑いも無く当たり前のように購入している清涼飲料水やお惣菜、お菓子等に含まれているのが「サッカリンナトリウム」です。
その食品や飲料の成分表示を見て「サッカリン」と記載されている事も有ります。
何故、サッカリンナトリウムが危険視されている?
サッカリンナトリウムを使用する目的
簡単に言うと、非常に安価な甘味料だからです。
日本よりも健康意識の高い諸外国では、サッカリンナトリウムの使用は禁止されています。
一番身近な国で言うと、「カナダ」での使用は禁止されています。
サッカリンナトリウムの何が怖い?
一番取り上げられているのは「発がん性」についてですね。
膀胱がんを発症してしまう可能性も少なからず有り、女性であれば子宮がんを発症してしまう可能性も少なからず有ります。
膀胱結石が出来てしまう危険性を示唆されている方も居られますが、「情報が古過ぎ」ます。
これは、再検査の時に、当時サッカリンナトリウムが投与された「ラット」が、非常に「外部ストレス」を与えられやすい状況に置かれていたから膀胱結石が出来たと言う事実が明らかになっています。
あとは、染色体の異常等が心配されています。
個人的に気になる所は、子や孫世代に渡る人体への影響です。
この食品添加物は、正直歴史が浅く、人体への影響がそこまでハッキリしていません。
子供や孫への影響が「未知数」な所が怖いと言う事です。
このような事を考えてしまうと夜も眠れなくなりそうですが、サッカリンナトリウムの使用状況や市場への供給量を考えると、過剰な反応を取るのも考えものだと思います。
何よりも一番怖いのが、「何も知らずに摂る事」だと思いますので、気になる場合は意識して減らすのが一番だと思います。
◯何よりも怖いのは情報に左右され過ぎてしまう事
先ほど少しだけ触れさせて頂きましたが、サッカリンナトリウムはカナダでは使用が禁止されていますが、その下のアメリカでは禁止が撤回されました。
ご存知の通り、アメリカは「訴訟大国」とも言われている位ですが、撤回されています。
アメリカでは、そこら辺のカフェで「当たり前」のようにサッカリンナトリウムが主成分の「カロリーオフシュガー」として存在して見かける事が可能です。
◯再検査では発がん性は無いと言う意見も
これは、アメリカでのサッカリンナトリウムが規制撤回された時の話になりますが、規制時の実験では「ラット」に過剰に投与した結果「弱い発がん性」が見られ、規制されました。
ですが、再検査時には「ラット」には特に異常は無く、「猿」に至っては24年もの間、サッカリンナトリウムを投与し続けても問題は有りませんでした。
結局の所、「摂取量」に問題が有り、常識の範囲内であれば、そこまで問題は無いと言う事です。
もし宜しければ、「サッカリンナトリウムの使用規準と誤解」の記事もご覧頂けると幸いです。