振戦とクローヌスの違いとは?

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クローヌスは主に膝や足に見られる症状で、膝クローヌスは膝蓋腱反射(しつがいけんはんしゃ)、足クローヌスはアキレス腱反射の亢進(こうしん)によって引き起こされる症状です。

症状としては、急激に筋肉の収縮と弛緩が交互に規則的に起きてしまいます。

 

足クローヌスの場合でしたら、アキレス腱を伸ばした状態にすると、腱の部分が「ガクッガクッ」と急激に収縮して痙攣しているような状態になってしまう事が多く、振戦のように「ブルッブルッ」または「ブルブル」と震えたような状態とは異なります。

 

クローヌスは脳に異常が見られる場合が多く、上位運動ニューロンに何らかの障害が起きてしまったと考えられるのが一般的です。

上位が有るからには当然下位ニューロンも有り、上位が身体を動かす為の情報を送る働きが有り、下位は筋や腱等を直接動かす働きが有ります。

 

クローヌスは何らかが原因で腱に異常な働きが生じ、痙攣が起きてしまう病気ですので、上位運動ニューロンに異常が有ると考えられています。

 

また、「間代(かんたい)」「足クローヌスまたは足間代」「間代性痙攣(かんたいせいけいれん)」とも呼ばれています。

補足させて頂きますと、膝蓋腱は膝の皿部分の下側の腱部分です。

亢進とは、高ぶってしまったり、進行してしまう事です。

 

◯ 振戦との違い

筋肉の収縮によって起きてしまう病気で、筋肉の収縮と弛緩が交互に起こります。

文章的にはクローヌスと似ていますが、異なる症状を挙げて行きます。

 

● 精神的なストレス

● 疲労

● コーヒーや滋養強壮効果の高い飲料等によるカフェインの過剰摂取

● 刺激の高い薬を服用してしまった場合

● アルコール依存症の方に禁断症状が出てしまった場合

● 甲状腺の異常が出てしまった場合

 

振戦には沢山の種類が有り、医師でも診断結果が異なる場合が有る位です。

「本態性振戦または家族性振戦」

「安静時振戦」

「企画振戦または小脳性振戦」

 

「羽ばたき振戦またはアステリクシス)」

「姿勢振戦」

「動作時振戦」

「生理的振戦」

 

「甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)」

「書痙(しょけい)」

 

◯ 「てんかん」との違い

てんかんは脳内神経細胞に何らかの異常が起こり、興奮や痙攣、意識的な意味での障害が起きてしまう事で、急性的な物では無く、慢性的な物です。

 

◯ ミオクローヌスとの違い

ミオクローヌス発作とも呼び、クローヌスとは違って顔に起きる場合や腕や脚、身体全体に痙攣が起きてしまう事です。

振戦のように震えでは無く、身体がひくつく位大きな痙攣が起きてしまう事が多いです。



 

企画振戦との違いについては「一般的な振戦と企画振戦はどのように異なるのか」の記事を参考にして頂けると幸いです。

 

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